ホームページ運営の基礎知識

sub contents

インターネットの仕組み

ビジネス・趣味を問わず、ホームページを運営されている方でも案外ご存知ないのがインターネットの仕組みです。難しい技術のことを知っておく必要はありませんが、せめてホームページがどのようにして今この画面に映っているのかは知っておきましょう。

あなたのホームページの情報はどのように届くのか?

HTMLって何?をふまえて、今度はあなたのホームページ(HTMLソース)がどのようにユーザーのパソコンに届いているかを見てみます。

インターネットの仕組み

このような経路で、ユーザーに要求がされたホームページの情報が届きます。

つまり、こういうことです。

  1. パソコンを立ち上げてブラウザを起動する。
  2. プロバイダのサーバーに接続される。
  3. ブラウザにアドレスを入力する。
  4. プロバイダのサーバーからWEBサーバー(※1)へデータの送信要求がされる(※2)
  5. WEBサーバーからデータがプロバイダのサーバーへ送られる。。
  6. ユーザーのパソコンにデータが届く。
  7. ブラウザがデータをちゃんと見えるように変換して表示する。

※1-HTMLソースが置いてあるインターネット上のコンピューター。
※2-サーバーに載せる(預ける)アドレス(ドメイン)で区別がつきます。

情報がモニターに映し出されるかどうかには関係なく、あなたのホームページのソースはすべてユーザーのパソコンに取り込まれ、ブラウザ(閲覧ソフト)に渡されます。
ブラウザは、渡されたソースを一度すべて読み込みます。その中から必要な画像などをまたサーバーから呼び出し、モニターに表示して行きます。つまり、画像の数だけ上記の4~7が繰り返されます。

※厳密には、インターネット上のデータのやりとりはもっと複雑な流れになっています。ここでは、だいたいこんな感じだと理解していただければ結構です。

さて、ビジネスサイトの運営で重要なのがホームページの表示速度です。
関係するのは各ページのソース重量と、画像の数・画像それぞれの重さです。

ユーザー(お客様)は、遅いと言われている電話回線(56kbps)でご覧になっている方もいらっしゃいます。ブロードバンドを利用されている方でもカタログ通りのスペックが発揮されていないケースもあります。そのような方を含めて、8秒~10秒以内にすべてが表示されないと、よほど見たいページ以外は、別のページに入ってしまうというデータがあります。秒単位で移動を決めるユーザーに見てもらうためには、すこしでも表示される時間を短縮しなければなりません。

表示速度を上げるためには、ページソースも画像もできるだけ軽量化する必要がありますし、画像の数も必要以上に使わない方が良いということがご理解いただけたと思います。

インターネット回線の落とし穴

ADSLをはじめとするブロードバンドが随分と普及してきました。ブロードバンドが普及すると、相当重いデータのやりとりもスムーズに行なえるようになります。ホームページの場合で言えば、ムービーなどで商品紹介を入れたり、高画質の画像満載の商品紹介ページを作ったり…
でも、ちょっと待ってください。

確かにブロードバンド回線は、ほぼ全世帯を網羅するほど普及していますが、実質の回線契約数はまだまだ100%には到達していません

つまり、まだまだ遅い回線でインターネットを利用している方はたくさんいらっしゃいますし、無線で利用しているユーザーさんも大勢いることを忘れていけません。
しかも、ブロードバンド回線普及率には大きな落とし穴が待っています。

例えば、マンションなどの集合住宅の場合、マンションまでは光ケーブルがきていて、そこから各住居に分配されているケースがほとんどです。こんな場合、そのマンションでの利用者が多い時間帯では、カタログ通りのスペックを発揮できません
一戸建て住宅であっても、家庭内に複数のパソコンがあってLAN回線で分配している場合なども1台あたりのパソコンへのデータ転送量は減少します

このようなユーザーのことを考えるならば、まだまだホームページの重量表示速度)に気を配る必要があります。

表示速度が遅くてもユーザーが我慢して見るホームページは、一部のブランドやタレント・芸能人のホームページぐらいだと考えていないと、貴重なビジネスチャンスを逃してしまうことがある、と覚えておいてください。

では、ホームページが表示される仕組みとインターネットの仕組みをふまえてユーザーの環境を考えてみましょう。