ホームページを、検索サイトの検索結果ページの上位に掲載されるように工夫することを“検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)”と言います。

赤丸のところに検索キーワードを入れて検索すると、下のようなページが開きます。
そのキーワードに最も適したと判断されたページから順番に表示されていきます。
各検索エンジンサイトは、ユーザーが望むページを、できるだけ早く、できるだけ正確に表示できるように日進月歩で研究を続けています。(アルゴリズム)
単純に、あるキーワードで500件のホームページがヒットしたとします。300番目に表示されるより、当然3番目に表示された方が、ユーザーにアクセスしてもらいやすいですよね。つまり、より多くの集客が可能になります。しかも、ユーザーが探している(興味のある)キーワードでアクセスしてもらえるわけですから反響も出やすいわけです。
と、いうわけで、できるだけ検索結果の上位に表示させる検索エンジン最適化(SEO)という技法が注目されているのです。
通常こういった考え方はロボット型検索エンジンの検索結果に適用されます。広い意味ではディレクトリー型検索エンジン対策もSEOと呼ぶことがありますが、ディレクトリー型の場合には、一部検索エンジンを除いてはあまり有効性のあるものがありません。これは表示結果が登録順や五十音順であったりと、限定されたルールであったりするためどうにもできなかったりしますので、除外されることが多いようです。
よく勘違いされる方がいらっしゃいますが、例えば自社名や商品名で上位表示させる努力をすることは基本的には無意味です と言うか上位表示されないことに問題があります。もちろん、このようなケースにもSEOは必要ですが、社名や商品名のような固有名詞は世の中に同じ名前が何千・何万件も存在することは考えにくいので、普通は何もしなくても結構上位に表示されます。
逆に言うと、社名や商品名が上位に出てくることによって安心してしまう方がいらっしゃいますが、よほど知名度の高い名称でないかぎり、実は意味がありません。知名度の高い商品名であればユーザーはその名前で検索してくれますが、そうでない場合は、ユーザーの探しそうな言葉で最適化しなければ意味がありません。
具体的な事例で考えてみましょう。お酒(日本酒)の通信販売のホームページを作った場合、お酒の銘柄で最適化して効果が出るのは銘柄そのものに高い知名度がある場合だけです。そうでない場合は、日本酒・杜氏の所在地・おいしい などの言葉でSEOをすることが必要だと考えられます。
このように、一般のユーザー(あるいはメイン販売層)が検索エンジンに入力しそうなキーワードでSEOを行なうことが大事です。私たちが打ち合わせしていると、よくこのように言われます。
「関係のある言葉すべてで上位に
」
わかります。そのお気持ちは理解できます。ですが、これは物理的に無理です。1ページに設定するキーワードは3~5個程度にします。別記しますが、あまりキーワードが多いとSEOは事実上不可能なので、キーワードを増やしたい場合はサイト構成等で工夫する必要があります。
あなたのホームページでSEOをするなら、まずはキーワードを考えてみてください。
検索エンジン最適化を実際に行なう場合、上記のキーワードの使い方をはじめ、様々な手法・技法が必要です。ただし、ここではその解説はしません。まず、解説する場合は徹底的に説明しないと、知識のない方は検索エンジンスパムを犯してしまう危険があること。そして、あまりSEOにこだわってしまうと、本来のホームページの目的を見失ってしまうからです。
では、これをふまえて1つだけ誰にでもできる(HTMLの知識は必要ですが)SEOの技法を紹介しておきます。それは、
『正しい作り方で、ちゃんとした内容のホームページを作る』
これ、当たり前のようで、実は案外このようなホームページは少ないのです。内容をまず、きちんと誠実に考えてください。どのようなコンテンツを作って、こういった情報を入れて
とサイトの目的に沿った内容で原稿を作ってください。
問題になるのは“正しい作り方”の部分です。“正しい作り方”というのは、正しくタグを使って正しいHTMLを構成する、ということです。(HTMLって何?を参照)
誤解しないでいただきたいのは、悪気があるとか不正行為で当たり前のことができていないのではなく、これには原因があります。ここでは長くなるので、このことについてはまた別の機会に紹介します。
話をもどしますが“正しい作り方で、ちゃんとした内容のホームページを作る”ことが、実は最も単純で確実なSEOの技法の1つです。ただし、HTMLを教えてくれるサイトや書籍を見ても、正しい作り方を教えてくれているのかどうかを判断するためにHTMLの知識が必要になります。
SEOには知識と技術が必要になるので、信頼できるSEO業者に依頼されることをおすすめします。ですが、あなたご自身でSEOを導入されるのであれば、まずはホームページを正しい作り方で制作・リニューアルされることから始めてください。
また、くれぐれも検索エンジンスパムにはご注意ください。